循環器内科


◆令和6年4月1日より、これまで週に1回非常勤外来で診療を行ってきた「循環器内科」が常設となりました。

<循環器内科とは>

 

心臓、血管に由来する病気を診断、治療する科です。

狭心症、心不全、弁膜症、不整脈、閉塞性動脈硬化症など、心臓や血管に由来する病気は複数あります。症状や診察所見からそれらの病気を疑い、適切な検査、治療を行っていきます。


<循環器内科に相談する症状は?>

 

胸が痛い、胸が締め付けられる、動くと息があがる、ドキドキする、脈がとぶ、足が腫れる、ふらつきがある、気が遠くなる、気を失った、歩くとふくらはぎが痛くなるなど、様々な症状が心臓や血管に由来する病気によって引き起こされます。

 

また、これらの症状が心臓以外の病気から出ている可能性もあります。

ほかにも心臓や血管由来の症状はありますので、ひょっとしたら心臓の症状かも、血管の症状かもと心配になる場合にも、遠慮なくご相談ください。

 


<循環器内科で対応する疾患>

 

  • 狭心症
  • 慢性心不全
  • 弁膜症(大動脈弁狭窄症、大動脈閉鎖不全症、僧帽弁閉鎖不全症、僧帽弁狭窄症など)
  • 不整脈(期外収縮、心房細動、発作性上室性頻拍など)
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 睡眠時無呼吸症候群  など

<循環器内科で行われる検査>

 

当院では心電図、心エコー検査、胸部レントゲン、24時間心電図検査(ホルター心電図)、血圧脈波検査(ABI)、頸動脈エコー、睡眠時無呼吸検査などを行います。

 

より詳しい検査としては、運動負荷心電図、冠動脈CT、心臓カテーテル検査、心筋シンチグラフィー検査、心臓MRI検査などがあります。これらの検査が必要と判断した場合は、適切な病院をご紹介します。


<循環器内科で行われる治療>

 

心臓や血管に由来する治療としては、食事療法、運動療法、薬剤療法、手術療法などがあります。当院では食事療法、運動療法の指導、薬剤療法を主に行っていきます。

 

手術療法としては、ペースメーカー植え込み、冠動脈ステント留置術、冠動脈バイパス術、カテーテルアブレーション術、弁膜症手術などがあり、適応と思われる治療の紹介や、術後の長期的な管理を当院では行っていきます。